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受動態って何?これさえ分かればオッケーの3つのポイントを解説!

Daichi
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英文解釈の参考書で勉強する前に持っておくべき、英文解釈の本質を教えています。 「中学英語で英文解釈最強説」を提唱している人間。 『考え方をシンプルに、自分自身をアップデート』を信念として、英語をシンプルかつ論理的に扱っています。 夢は競技かるたで生きていく。
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どうも、Daichiです!

今回は「受動態」についてお話します。

 

「受動態」って中学生で習うんですか?

Sachico

 

「受動態」は「受け身」ともいうよ!

Daichi

 

受動態=受け身ですので、中学生にとっても大切な文法事項です。

 

それでは、中学生でも分かるように説明していきますね。

 

受動態の3つのポイント

 

受動態の3つのポイントですが、

  • 能動態の目的語(O)を先頭に出す
  • 受動態にするとOが1つ減る
  • 自動詞は受動態にできない

 

これらについてまず1つずつ説明してきます。

 

これが分かるようになれば、能動態の文から受動態の文にもできるようになりますし、逆に受動態の文を能動態の文に書き換えることだってできます。

 

よくやりがちな書き換えのミスもなくなりますよ。

 

 

①能動態の目的語を先頭に出す

 

能動態とは、受動態の逆です。

簡単にいうと、普通の文のことです。

 

能動態の文は「~します」なのに対して、

受動態の文は、「~されます」というように、受け身になるように訳します。

 

 

 

が能動態の文です。

 

日本語にすると

トムは窓を壊しました。

 

 

逆に、

は受動態の文です。

 

日本語訳は

その窓はマイクによって壊されました。

 

 

で、受動態の文の作り方としては、能動態の文の目的語(O)を受動態の主語(S)にします。

これが1つ目のポイントの、能動態の文の目的語(O)を先頭に出す(主語にする)ということです。

 

能動態の文

Mike broke the window.

の目的語「the window」が

 

受動態の文

The window was broken by Mike.

の主語になっていますね。

 

②受動態にするとOが1つ減る

 

実際の例文を見てみましょう。

 

 

能動態の文

Mike broke the window.

ではSVOとなっていて、目的語(O)がきちんとあります。

これは第3文型の文です。

 

一方

受動態の文

The window was broken by Mike.

ではSVとなっていて、目的語(O)がありません。

 

ちなみに受動態の文では、目的語がないですが、いちおう上のような英文は第3文型として扱います。

 

第3文型の受動態バージョンってことですね!

Sachico

 

 

③自動詞は受動態にはできない

ここまで理解できていたあなたなら、「自動詞は受動態にはできない」というポイントは当たり前のように聞こえると思います。

 

当たり前なんですか?

Sachico

 

1つ目の受動態のポイントを考えると、当然のことだって分かるよ!

Daichi

 

そっか!

確かに、能動態の文での目的語(O)がない文は受動態にはできないですもんね。

だから、他動詞の文は受動態にできて、自動詞の文は受動態にできないんですね!

Sachico

 

そういうこと!

だから、他動詞なのか自動詞なのかという分類は、めっちゃ大切。

動詞は神様だからね!

Daichi

 

 

目的語のある文型は何種類ある?

 

では、ここで質問です!

目的語がある文型は何種類ありますか?

Daichi

 

えーっと、SVOとSVOOとSVOCの3種類ですか?

Sachico

 

オッケーばっちり!

第1文型と第2文型を除いた3種類の文型では、他動詞を使います。

つまり、目的語が必ず存在するということだから、受動態の文を作ることができるということ!

Daichi

 

それでは、

  • 第3文型(SVO)
  • 第4文型(SVOO)
  • 第5文型(SVOC)

の3つの受動態についてそれぞれ詳しく説明しようと思います。

 

 

第3文型(SVO)

 

さきほどから、SVOを使って受動態を説明してきました。

もう、第3文型はオッケーという人は飛ばしてください。

 

能動態

 

 

和訳

マイクはその窓を壊しました。

 

受動態

 

 

和訳

その窓はマイクによって壊されました。

 

能動態の文の目的語「the window」が、受動態の文の主語になっていますね。

 

 

byを使った副詞のかたまり

 

能動態の主語の行為をする人である「Mike」ですが、受動態にすると〈by Mike〉という副詞句で表現されます。

 

日本語にすると、〈Mikeによって〉です。

 

ただし、注意があって、〈by 行為をする人〉というようにならない場合があります。

  1. 一般的な人の場合
  2. 明かな人である場合
  3. 誰か分からない場合

は「by」を使った副詞句のかたまりを作りません。

 

we you they peopleといった単語が主語になっているときは、上で出したような場合に当てはまることが多いです。

 

つまり、〈by us〉〈by you〉〈by them〉〈by people〉というような副詞のかたまりを作ることはほとんどありません。

 

 

また例えば、あるお店があって夜8時になったから閉店するとします。

そのとき、お店を閉めるのはお店の店員だと分かるので、こういった明らかな場合は〈by 行為者〉という副詞のかたまりは必要ありません。

 

 

第4文型(SVOO)

 

続いて第4文型の受動態について説明します。

 

第4文型は実はすごく特徴的なことがあるんやけど、分かる?

Daichi

 

特徴的なことですか?

Sachico

 

受動態を作るのに必要なものってなんやったっけ?

Daichi

 

能動態の文の目的語ですよね?

あっ、第4文型は目的語が2つありますね!

Sachico

 

そうなんです。

第4文型はSVOOというように目的語が2つあります。

 

目的語が2つあるということはどういうことかというと、受動態を2種類作ることができるということです。

 

 

能動態

1つ目の目的語(O1)は「人」、2つ目の目的語(O2)は「物」を表します。

 

 

和訳

彼の友達は彼にその本を与えました。

 

受動態その1

第4文型(能動態の文)の1つ目の目的語(O1)を受動態の主語にする場合です。

 

 

和訳

彼は彼の友達にその本を与えられました。

 

能動態の1つ目の目的語「him」が、受動態の主語になったパターンです。

 

1つ目の目的語以外の単語については、そのままおろします。

 

そして行為者が必要な場合は〈by 行為者〉を受動態の文末に持っていきます。

 

 

受動態その2

第4文型(能動態の文)の1つ目の目的語(O2)を受動態の主語にする場合です。

 

 

和訳

その本は彼の友達によって彼に与えられました。

 

で、この2つ目の受動態にはポイントがあります。

 

能動態の文の1つ目の目的語(O2)を受動態の主語にした後、その他の単語はそのまま下におろします。

そして、行為者が必要な場合は、〈by 行為者〉という副詞のかたまりを作ります。

 

さらに、ここがポイントになるのですが、

能動態の1つ目の目的語(O1)の前に前置詞を加えます。

 

その加える前置詞というのが、使用する動詞によって変わります。

 

使う動詞によって前置詞が変わるって大変ですね・・・

Sachico

 

大丈夫、大丈夫!

前置詞が変わるといっても2パターン覚えたらいいだけです!

Daichi

 

  • give型の動詞の場合は「to+O1
  • buy型の動詞の場合は「for+O1

です。

 

これって実は第4文型から第3文型の書き換えのときと同じなんですね。

だから、第4文型⇨第3文型の書き換えのポイントが分かっていれば問題ないと思います。

 

 

第5文型(SVOC)

 

能動態

 

 

和訳

人々は彼を王様と呼んでいました。

 

能動態の目的語は「him」しかないので、第5文型の受動態は1つだけです。

 

この「him」を受動態にするときに文頭にもっていって「He」を主語として文を作ります。

 

 

受動態

 

 

和訳

彼は王様と呼ばれていました。

 

能動態のときの目的語を先頭にもってきて、残りの文は下にそのまま下げます。

 

〈by 行為者〉ですが、この場合〈by people〉となるので、省略します。

 

 

まとめ

 

受動態の3つのポイント

  • 能動態の目的語(O)を先頭に出す
  • 受動態にすると目的語(O)が1つ減る
  • 自動詞は受動態にできない

 

受動態にできる文型

  • 第3文型(SVO)
  • 第4文型(SVOO)
  • 第5文型(SVOC)

 

第4文型は2パターンの受動態が作れる

  • O1を先頭に出して受動態をつくる場合
  • O2を先頭に出して受動態をつくる場合
  • O2を先頭にするときは前置詞が必要
  • give型の動詞は「to」、buy型の動詞は「for」

 

 

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