英語の品詞テキトーに扱ってない?英文解釈視点で品詞を説明してみた!

どうも、Daichiです!
英語を教えていて思うのが、
英語の品詞をテキトーに扱いすぎ!!
Daichi
ということです。
英語が苦手な人って品詞をよく分かっていない人が多いんです。
ということで、品詞にランク付けをして、英文解釈の視点で品詞についてお話していこうと思います。
もくじ
品詞は全部で10種類!
まず、全体像の把握をしておくと、品詞は全部で10種類あります。
1つずつあげていくと、
- 名詞
- 動詞
- 形容詞
- 副詞
- 前置詞
- 接続詞
- 助動詞
- 代名詞
- 冠詞
- 間投詞
の10種類!
けっこう多いですね・・・・
で、それぞれの品詞に役割、働きというのがあるんですけど、ただただ覚えていてもなかなか頭に入らないと思うので、品詞をランク付けしていこうと思います。
申し訳ないのですが、Daichiの独断と偏見です。
動詞は品詞の神様
品詞の神様といえば、動詞です。
動詞 is God!
Daichi
動詞が一番重要で、動詞が分かるといろんなことが分かります!
神が全てを創り出した的なノリです。
動詞の理解=英語の理解
と言っても過言ではないくらい、めっちゃ重要です。
文型、受動態、関係詞も、動詞が分かれば結構理解できます。
逆に、動詞を理解していないとあんまり理解できないと思います。
それくらい重要なんです!
動詞とは?
動詞とは、動作や状態を表す品詞のことです。
動詞は2種類の分類をすることができます。
- 動作動詞・状態動詞
- 自動詞と他動詞
という2つの分類方法があります。
動作動詞と状態動詞の区別
動作動詞か状態動詞かは、すぐに動作をストップできるかできないかで分かります。
ストップ!
Sachico
と言われてストップできるならば、動作動詞、
ストップ!
Sachico
と言われてストップできないならば、状態動詞
です。
- 動作動詞 swim run make
- 状態動詞 have believe know
自動詞と他動詞
文型にがっつり関わってくるので、動作動詞か状態動詞かという区別をできるよりも重要です。
まずは、この動詞は自動詞なのか、他動詞なのかを分類できる方が大切です!
ここでいう分類できるというのは、単語を覚える段階で
ふむふむ、なるほど
この動詞は自動詞なのか・・・
この動詞は他動詞なのか・・・
Sachico
というように自動詞と他動詞を意識しながら覚えることです。
自動詞と他動詞の区別はこちらから
名詞・形容詞・副詞は最初のポケモン
名詞、形容詞、副詞というのは、
ポケモンでいったら、御三家と呼ばれる最初にもらえるポケモンです。(知らん人、ごめん。)
トランプでいうところの、キング、クイーン、ジャックみたいな感じです。
すごい3人をまとめた呼び方
とにかく強いんです、この品詞たちは!
さて、品詞御三家の具体例や役割を簡単に説明しますね!
名詞とは?
人、モノ、コトの名前を表す品詞です。
- 人:Mike、Mr.Green
- 物:pen、apple
形容詞とは?
名詞を修飾する働きをもった品詞です。
形容詞の働きって何?
Daichi
と聞かれたら、
名詞を修飾する!
Sachico
というように秒で答えられるようにしておいてください。
それくらい重要なことです。
副詞とは?
名詞以外を修飾する働きをもった品詞です。
つまり、動詞、形容詞、副詞、文全体を修飾する働きをもった品詞です。
副詞の働きって何?
Daichi
と聞かれたら、
名詞以外を修飾する!
Sachico
というように一瞬で答えられるようにしておいてください。
形容詞と同じで、めっちゃ大切です。
very、quickly、often
名詞・形容詞・副詞は進化する!?
さっき説明した名詞、形容詞、副詞の3つは、めっちゃ強いし、強くなるんです!
はぁ??
Sachico
ポケモンって進化するじゃないですか。
この名詞・形容詞・副詞も同じように進化します。
ただ、その単語自体が進化するわけではなく、その品詞の働きをちょっと拡大して使うということです。
つまり、考え方をいただくというかんじです。
例えばbeautifulという単語は形容詞なんですが、beautifulという単語自体が進化するわけではありません。
形容詞という品詞の特性である、「名詞を修飾する」をもらったり、
文の要素である「補語になる」という役割をもらったりします。
そう、これは僕がめっちゃ推している、
KA☆TA☆MA☆RI
Daichi
という考え方です。
かたまりには3種類のかたまりがあります。
- 名詞のかたまり
- 形容詞のかたまり
- 副詞のかたまり
まさに、品詞御三家の進化系です。
かたまり御三家とも呼べますね!
品詞御三家を理解することは、かたまり御三家を理解するための基礎みたいなものなので、めっちゃ大切!ということは分かっておいてください!
詳しくはこちらの記事を読んでください。(必読)
前置詞と接続詞は接着剤
前置詞と接続詞は品詞の接着剤です。
前置詞や接続詞が接着剤のような役割になってくれて、さきほど上げたような「かたまり」を作ってくれるんです。
簡単にいうと、単語と単語をつなげて、かたまりをつくってくれるということです。
で、「前置がつくるかたまり」と「接続詞がつくるかたまり」にはそれぞれ特徴があります。
前置詞がつくるかたまりは、「句」のかたまりで、
接続詞がつくるかたまりは、「節」のかたまりです。
ということは、
前置詞は「句」用接着剤
接続詞は「節」用接着剤
ということになりますね!
句と節についてはこちらを読んでください!(必読)
では、前置詞と接続詞について、それぞれ特徴を説明していきます。
前置詞って?
前置詞とは、名詞や代名詞の前に置く品詞です。
逆に言えば、前置詞の後ろは名詞か代名詞ということです。
In,at,of
接続詞って?
接続詞とは、単語と単語をつなげる働き、文と文をつなげる働きをもった品詞です。
もう少し具体的に言うと、
- 同じ品詞と品詞をつなぐ働き
- 同じ要素と要素とをつなぐ働き
- 2つの文をつなぐ働き
をもった品詞です。
で、接続詞には2種類あります。
- 等位接続詞
- 従属接続詞
です。
等位接続詞
等位接続詞は、2つの単語同士もしくは、2つの同士の関係を結びつけることに特化しています。
and,or,but
従属接続詞
従属接続詞は、副詞のかたまりをつくることに特化しています。
従属接続詞;because,when,if
助動詞、冠詞、代名詞、は脇役3人衆
助動詞、冠詞、代名詞は英文解釈では脇役なので、あまり重要ではありません。
ただあくまでも、英文解釈の観点から言ったらですよ!
英文法の観点からいえば、助動詞はめっちゃ大切ですからね!
では、簡単にそれぞれの品詞の特徴を言っていきます。
助動詞とは?
助動詞とは、動詞の前に置いて、動詞に意味を加える働きをもつ品詞です。
英文法では1つずつしっかり勉強しないといけませんが、英文解釈ではそこまで助動詞の理解というものが必要ありません。
can、will、should
冠詞とは?
冠詞とは、名詞の前につける品詞のことです。
英文解釈では、名詞とセットで考えるため、冠詞そのものを扱うということはありません。
a、an、the
代名詞とは?
代名詞は名詞の代わりを表す品詞です。
代名詞は名詞の中に含まれるので、代名詞≒名詞と思えば十分です。
I、him、their
間投詞は影
間投詞とは、感情を表す言葉で相槌や呼びかけにあたる品詞です。
Oh、well
日本語で言えば間投詞は
わっ!!
Sachico
とか
おお!
Sachico
とか、英文解釈では全く不必要なものです。
だから、間投詞は影みたいなもので、存在がほぼほぼありません。
まとめ
動詞は品詞の神様
- 動詞とは動作や状態を表す品詞
- 動作動詞と状態動詞の分類がある
- 自動詞と他動詞の分類がある
名詞・形容詞・副詞は品詞御三家
- 名詞とは人、モノ、コトの名前を表す品詞
- 形容詞とは名詞を修飾する働き
- 副詞とは名詞以外を修飾する働き
- 名詞・形容詞・副詞はかたまり御三家の基礎になる
前置詞と接続詞は品詞の接着剤
- 前置詞は句をつくる接着剤
- 接続詞は節をつくる接着剤
- 前置詞とは名詞や代名詞の前に置く品詞
- 接続詞とは単語と単語、文と文をつなげる品詞
- 接続詞には等位接続詞と従属接続詞がある
助動詞、冠詞、代名詞は脇役3人衆
- 英文解釈ではあまり重要ではない
- 助動詞とは動詞の前に置いて、動詞に意味を与える
- 冠詞とは、名詞の前に付ける品詞
- 代名詞≒名詞で考える
間投詞は影
- 間投詞は英文解釈では不必要な存在
品詞は文型やかたまりを理解する上で必要なものです。
まずは、ざっくりイメージでもいいので理解していきましょう!