【中学生でも分かる】第3文型を高校文法なしの英文解釈で徹底解説!

どうも、ダイチです。
今回は中学生でも分かるように、英文解釈を使って第3文型について説明していきます。
第3文型とは?
記号を使って表すと、SVOです。
Sが主語で、Vが動詞で、Oが目的語です。
そして目的語になれるのは、名詞です。
で、さらにさらに、踏み込んでいうと
- 名詞(単語)
- 名詞句
- 名詞節
が目的語になるということです。
要するに、1語レベルと2語以上のかたまり[ ]のレベルということです。
第3文型の例文その1
私は音楽が好きです。
Iが主語(S)で、likeが動詞(V)で、musicが目的語(O)です。
目的語が必要な動詞ということは、likeは他動詞ということです。
つまり、第3文型の動詞は他動詞でないといけないということです。
動詞と目的語の関係
で、動詞と目的語は
「何を」「どうする」という関係にあります。
上の例でいくと、
「音楽を」「好きである」という関係になっています。
第3文型の例文その2
私は毎日公園でバスケットボールをしています。
Iが主語(S)で、playが動詞(V)で、basketballが目的語(O)です。
playも目的語が必要な他動詞です。
その1の例文と違うところは、副詞のかたまりがひっついているところです。
第3文型も修飾語が加わることによって英文がどんどん長くなっていきます。
和訳の注意点
質問なんですが、
例えば、I like musicだったら、「音楽を好きだ」というように訳すと思います。
なんか日本語的にちょっと違和感があるような・・・
Sachico
いい質問だね!
実は、「音楽が好きである」というようにしてもオッケーなんだ~
Daichi
最初に言いましたが、動詞と目的語の関係は
「何を」「どうする」
でしたよね。
「何を」に当たるのが目的語「~を」です。
ですが、この目的語を「~に」「~が」と訳した方が日本語的には自然だということがあります。
「彼女はネコを好きだ」よりも「彼女はネコがすきだ」の方が日本語はすんなり入ってくると思います。
「私の母は妹を電話した」はおかしな日本語ですが、「私の母は妹に電話した」は自然な日本語です。
ということは、日本語から英語にするときは特に注意しないといけないということですね!
Sachico
そういうこと!
動詞の対象となっていたら、それは目的語になる。
だから、動詞と動詞の後ろの名詞との関係をよく見る必要があるね!
Daichi
日本語から英語に直す練習
私はネコが好きです
「~が好き」という動詞がネコを対象にしているから、
「~が好き」が動詞(V)で「ネコ」が目的語(O)であると分かります。
「~が好き」という動詞が「ネコ」に何かしらの作用を与えていると考えてもいいでしょう。
こんな風に考えてみると、日本語からも第3文型であるということが分かっちゃうよ!!
Daichi
同じように別の英文で考えてみましょう。
私の母は妹に電話をしました。
ひっかかてはダメなのが、「電話をした」の「電話」を目的語としてしまうことです。
「~に電話をする」で1つの動詞です。
日本語と英語の対応って難しいですね・・・・
Sachico
ほんま難しいと思う。
だから、どの名詞が作用を受けているのか?
という視点が最強の武器になったりするよ~
Daichi
「~に電話をする」という動詞が「妹」を対象に作用しているから
「~に電話をする」が動詞(V)で「妹」が目的語(O)であると考えることができます。
まとめ
- 第3文型はSVOで、他動詞と目的語が必要
- 動詞と目的語の関係は「何を」「どうする」の関係である
- 日本語によっては「~を」よりも「~が」「~に」と訳した方がいいこともある