【中学生でも分かる】第2文型を高校文法なしの英文解釈で徹底解説!

どうも、ダイチです。
今回は、基本文型の1つである第2文型について、英文解釈を使って説明していきたいと思います。
もくじ
第2文型とは?
第2文型は記号では、SVCと表されます。
Sは主語、Vは動詞、Cは補語です。
補語って?
補語(C)という文の要素には、名詞または形容詞のどちらかの品詞が必ず入ります。
C(補語)は名詞か形容詞であるということが分かればオッケーです!
第2文型で大切なこと!
第2文型で大切なことは
SVCがS=Cの関係をつくる
ということです。
つまり、
主語=「どんなだ」
というイコール関係を作るということです。
と、説明してもよく分からないと思うので、実際に簡単な英文で説明していきますね。
補語は名詞or形容詞
繰り返しになりますが、SVCのCの部分には、名詞の単語もしくは形容詞の単語が入ります。
名詞の場合
マイクは生徒です。
補語(C)には「student」という名詞の単語が入っています。
Mike=a student(マイク=生徒)
という関係が成り立っています。
マイクはどんなだ?
Daichi
マイクは生徒!
Sachico
形容詞の場合
マイクは親切だ。
補語(C)には「kind」という形容詞の単語が入っています。
Mike=kind(マイク=親切)
という関係が成り立っています。
マイクはどんなだ?
Daichi
マイクは親切!
Sachico
be動詞だけでなく、一般動詞も使われる
SVCのV(動詞)では、be動詞の他に一般動詞も使われます。
つまり、be動詞だけでなく一般動詞もイコール関係をつくるということが分かります。
例文を見てみましょう。
be動詞の場合
私は先生でした。
動詞(V)には「was」というbe動詞の単語が入っています。
補語(C)には「teacher」という名詞の単語が入っています。
で、I=teacher(私=先生)
という関係が成り立っています。
私はどんなだ?
Daichi
私は先生!
Sachico
一般動詞の場合
私は先生になりました。
動詞(V)には「became」という一般動詞の単語が入っています。
補語(C)には「teacher」という名詞の単語が入っています。
で、I=teacher(私=先生)
という関係が成り立っています。
私はどんなだ?
Daichi
私は先生!
Sachico
質問:I love Tom.は?
I love Tomの場合はどのようになるんですか?
Sachico
いい質問だね!
Daichi
たしかに、I love Tomも「I=Tom」というように解釈できそうです。
しかし、動詞に注目してみると、「love」という単語は「どんなだ?」を表す単語じゃないんです。
「~を愛する」という「何を」「どうする」を表す動詞なんですね。
残念ながら、IとTomをイコール関係でつなげる動詞ではありません。
ちなみに、I love Tom. は第3文型です。
ということで、「どんなだ?」の意味をもつ単語かどうかが、第2文型に使える一般動詞かどうかの基準であるということです。
第2文型に使える単語とそうではない単語があるということですね?
Sachico
そういうこと!
Daichi
もっと詳しくいいますと、第2文型で使われる一般動詞はbe動詞に置き換えても意味が通ります。
要するに、「どんなだ?」に当てはまる状態や様子、感覚などを表す一般動詞が、第2文型では使われるということです。
第2文型で使われる主な動詞
大きく分けて、「状態」を表す動詞と「知覚」を表す動詞があります。
これらの動詞は、「どんなだ?」に当てはまる動詞で、be動詞に置き換えて考えることができます。
「状態」を表す動詞
be | Cである |
keep | Cのままである |
get | Cになる |
「知覚」を表す動詞
look | Cに見える |
sound | Cに聞こえる、
Cのように思われる |
まずは、基本的な単語から覚えていきましょう。
まとめ
- 補語には名詞または形容詞の単語が使われる
- 第2文型にはbe動詞と一般動詞の両方が使われる
- 第2文型に使える一般動詞は「状態」や「知覚」を表せる動詞