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【中学生でも分かる】比較級に隠された副詞のかたまりを徹底解説!

Daichi
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英文解釈の参考書で勉強する前に持っておくべき、英文解釈の本質を教えています。 「中学英語で英文解釈最強説」を提唱している人間。 『考え方をシンプルに、自分自身をアップデート』を信念として、英語をシンプルかつ論理的に扱っています。 夢は競技かるたで生きていく。
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どうも、Daichiです。

 

今回は形を暗記しがちな比較級について説明していこうと思います。

 

比較にも実は副詞のかたまりがあります。

たぶんこれを学校で教わることは少ないと思います。

 

比較級に隠された副詞のかたまりを見抜けるようになって、比較級を得意にしてください。

 

 

比較級にはかたまりが隠されている

 

比較級を勉強するとき、決まった形を暗記することが多いです。

 

これは別に悪いことではなく、普通のことだと思います。

 

ただ、形を単に暗記してしまうと、「比較級」という分野を孤立させてしまうことになるんですね。

何がいいたいかというと、比較級も「副詞のかたまり」をつくる一員というふうに見えてあげると、グッとラクになり頭の中が整理されやすくなります。

 

僕は、副詞のかたまりを〈 〉で表しています。

 

じゃあ、どのあたりに副詞のかたまりがあるか、見てみましょう。

 

例えば、この英文。

 

 

和訳

私はトムよりも背が高いです。

 

「than+Tom」で「前置詞+名詞」のかたまりを作ってるんですよね?

Sachico

 

そう思うよね~

thanを前置詞としてみたら間違ってないよ!

実際に前置詞のthanってあるしね!

Daichi

 

なんか微妙な反応ですね・・・

Sachico

 

前置詞のthanは後からできたもので、もともとは実は接続詞だったんだ~

Daichi

 

あれっ?

接続詞だったら、後ろに主語(S)と動詞(V)が来ないといけないですよね?

名詞はありますが、動詞がないじゃないですか!

Sachico

 

よく勉強してるね!

もし、thanを接続詞として扱ったら、必要なものが不足してることになる。

実は省略というものが起きているんだ~

Daichi

 

動詞が省略されているってことですか?

Sachico

 

そういうこと!

じゃあ、省略について詳しく見ていきましょう!

Daichi

 

 

副詞節中の省略を見破る

 

もし、さっき紹介した文を省略なしで書いてみるとどうなるかというと

 

 

こうなります。

 

「is」と「young」が本当はあります。

しかし、2回目の登場ということで省略されています。

 

「I am taller」という主節の文で1回出ているから、「than Ken」という従属節では2回目の登場ということになり、省略されています。

 

名詞でも1回目が「this pen」で登場しても、2回目には「it」と代名詞が使われますよね。

それと同じです。

 

繰り返しがイヤだから、省略ということがされています。

 

省略なんですが、実は2種類あります。

  • 任意省略
  • 強制省略

です。

 

「任意」というのは、「してもしなくてもいい」という意味です。

つまり、「任意省略」は省略してもいいし、省略しなくてもよいということです。

 

強制というのは、「無理やり」という意味です。

つまり、「強制省略」は絶対に省略しないといけないんです。

 

 

もう一度、省略なしの文を見てみます。

 

 

上の文の「is」が任意省略、「young」が強制省略です。

 

「動詞」の部分は「任意省略」となり、「形容詞や副詞」の部分は「強制省略」になるという判断でオッケーです。

 

動詞の部分が任意省略になる理由としては、動詞があったほうが解釈に困らないということがあるからです。

簡単にいうと、動詞があれば「こういう解釈しかないよな!」と1つに絞ることができるんです。

 

なので、

I am taller than Tom is.という文も文法としては間違っていません。

 

 

形容詞と副詞の比較使用例

 

比較級にできる品詞は、形容詞と副詞です。

 

形容詞については上で説明してきましたので、説明はしません。

 

副詞について、例文を使って説明していこうと思います。

 

 

和訳

トムはケンよりも懸命に勉強します。

 

ついでに、省略なしの文も見ておきましょう。

 

 

 

〈than Ken does hard 〉という副詞のかたまりの内、「does」という動詞が任意省略、「hard」という副詞が強制省略です。

 

この「does」は何かというと、代動詞です。

「studies」の代わりの動詞です。

 

名詞でも反復を避けるために、一度出た名詞は2回目の登場時に「it」になるというのと似たようなものです。

 

 

そして、補足になりますが、「比較」というものは主節を詳しく説明するために使われるものです。

 

どいうことかというと、上の例文では

「Tom studies hard(er)」という部分が、主節で一番いいたいことなんです。

 

ただ、「Tom studies hard(er)」と聞いたとき、「懸命に勉強するってどれくらいだろう」と思いませんか?

「勉強を頑張った!」と感じる基準というのは人によって違うんです。

 

そういうときに役立つのが、比較級+〈 〉です。

 

副詞のかたまりによって、比較対象が出来上がり、「どれくらい勉強を懸命にやるのか」が相手に伝わりやすくなるんです。

 

副詞は名詞以外を修飾するために使われます。

文全体も修飾します。

 

比較級の文はちゃんと「than」から副詞のかたまりをつくって、主節の文を修飾していますね!

 

 

トムは懸命に勉強します。

Daichi

 

懸命にって、どれくらい懸命に?

Sachico

 

ケンが懸命に勉強するよりも、トムは一生懸命勉強します。

Daichi

 

なるほど!

Sachico

 

というように、比較級と比較対象(副詞のかたまり)である従属節を加えてあげることで、主節の文がより具体的になるんです。

 

 

まとめ

 

  • than+名詞は、than+S+V・・・のV以降が省略されたもの
  • 副詞節の動詞は任意省略、動詞よりも後は強制省略
  • 副詞のかたまりをつくる
  • 主節を詳しく説明するために比較対象をつくる

 

比較の単元の原級も『副詞のかたまり』を作ります。

コチラ記事も読んでおくと勉強になりますよ。

【中学生でも分かる】原級にも実はあった副詞のかたまりの見抜き方を解説してみた!

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